有名人が出てくる曲

【有名人が歌詞に出てくる曲】「ブギーボード」二名敦子

ほぼ音楽を流し続けて日々作業をしているのですが、

 

真剣に聴くでもなく、空気のように流れる音にまぎれて

 

ふと知っている有名人が歌詞に出てくると「おっ!」と反応してしまいます

 

俳優とか小説家とか歌手とか、ときには映画監督や漫画家が出てくることもあります

 

創作された歌詞の世界に、唐突に現実的な個人名などが出てくると

 

頭がクラッとする感覚があって面白いものです

 

それが思い入れのある人物だとなんだか得した気分にもなるんですよね〜

 

ちっとも得してないけど

 

今回はそんな「有名人が歌詞に出てくる曲」を紹介したいとおもいます

 

さてさてどんな有名人なんでしょうか?

 

聴いてみましょう!

 

二名敦子 「ブギー・ボード」

1984年発表

 

二名敦子(名義違いあり)のサードアルバム『LOCO ISLAND』に収録されている

 

ブギー・ボード」という曲に

 

ある有名人が登場します

 

その人の名は

 

カール・ルイスです!

1984年に開催されたロサンゼルスオリンピック

 

100m走・200m走・走幅跳、男子4×100メートルリレーですべて金メダルという快挙を成し遂げ

 

世界中で話題となりました

 

そんな1984年に発表されたタイムリーな楽曲が「ブギー・ボード」です

 

 

作詞は、松田聖子初期の作品をほぼ手掛けた三浦徳子

 

歌詞の内容は、波乗りサーファーの彼に密かに恋しているシンプルなストーリーです

 

その彼はさすが波乗り、かなり鍛えているみたいで

 

体はまるでカール・ルイスのような肉体美

 

でも心はウブ

 

波乗りしているときだけはクールガイなんだそうです

 

ギャップ萌えというものでしょうか

 

普段はニコニコしているけど

 

競艇をしているときの蛭子能収

 

麻雀をしているときのムツゴロウ

 

の眼光ようなかんじでしょうか

 

ちなみにブーギー・ボードというのは

 

今ではボディボードと呼ばれるサーフボードより短いボードで波を滑走するものです

 

曲調は夏のドライブに最適なミュージックで

 

海沿いをオープンカーで走っているときに

 

カーステレオから流れてきたら最高のシチュエーションになりそうです

 

でも歌詞にはカール・ルイスのアンバランスさが刺さります

 

作曲は杉真理・竹内まりやと大学時代からの知り合いの安部恭弘

 

編曲は佐藤博

 

佐藤博は1982年に傑作ソロアルバム「awakening」を発表した頃なので乗りに乗っていて

 

 

他にも「カラパナ・ブラック・サンド・ビーチ」「ちょっと泣きたいWednesday」「コナ・サンセット」など

 

夏のギラギラした日差しや、ちょっとセンチメンタルな夏の夕日もに良く合う素敵なアルバムとなっています

 

というわけで

 

今日は「ビートたけしのスポーツ大将」のカール君の力走と

 

91年世界陸上での長嶋茂雄・読売ジャイアンツ終身名誉監督の名言

 

「ヘイ、カール!」

 

を心の中で反芻し

 

縁側で緑茶をすすりながら

 

もう一度この「ブギー・ボート」を聴きたいとおもいます

 

では、さようなら

 

-有名人が出てくる曲